前回のブログでご紹介した「PLAUD NOTE」を約1ヶ月ほど使用してみました。今回は、実際に使ってみた感想を、リアルな視点からレビューしていきます。
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こんにちは、LUCKITーMEDIAの古庄です。 今回、業務を進めるにあたり、ボイスレコーダーが必要になり、なにかいいのはないかと探しているとこの商品を見かけたので購入してみました。 特に、電話でのやり取りを行う際に記録を取りたいと考えており、使用しているスマホがiPhoneで、通話の際に自...
薄くて軽くて持ち運びは最高です。
まず手に取って驚いたのが、その薄さと軽さです。
名刺入れかと思うほど薄く、ポケットに入れても全くかさばりません。重さも驚くほど軽く、常に持ち歩いていてもストレスを感じることがありませんでした。これまで使っていたICレコーダーは、どうしてもかさばるのが難点でしたが、PLAUB NOTEは「手ぶら感覚」で持ち運べるのが大きな魅力です。バッテリーも長持ちなので、外出先での急な会議や打ち合わせでも、安心して長時間録音できます。
本体の大きさは前回のブログでもご紹介した通り、交通系ICカードとほぼ変わりません、厚みは少しありますが、スマホケースにカード入れがある場合は問題なくいれる事ができると思います。
気になる使い勝手と音質をチェック
薄くて軽いのは良いとして、肝心の使い勝手はどうなのか。
1. 録音開始ボタンとスイッチに戸惑う事がある。
デザインはシンプルでスタイリッシュなのですが、使ってみて気になったのが「録音開始ボタン」です。薄さを追求した結果なのか、ボタンがやや押しにくく、指の腹で押すには少し力が必要です。ボタンは長押しすると、録音開始で1回のバイブ。録音終了で2回のバイブが、合図になっています。また、電話モードと会議モードのスイッチがボタンの横にあるのですが、どちらも併用して使う場合は都度、切り替えが必要です。慣れれば問題ないかもしれませんが、電話モードの場合は、スマホに密着させておかないと、録音が上手く行きません。公式サイトにも記載がありましたが、スマホのスピーカーの振動で音を判断し録音しているそうです。すごいですね!
2. 音声はクリアで文句なし
録音された音声は非常にクリアで驚きました。通常の通話モードでの録音はもちろん、スピーカーにして話す時は会議モードで録音しますが、相手の声がはっきりと聞き取れます。AIが自動で文字起こししてくれる機能も試してみましたが、こちらはあたりまえですが、録音した音声データの鮮明さに影響がありました。とはいえ、話の大筋や、内容、具体的な日数や時間などは、数字として記録されており、微々たる箇所の文字が違っているくらいでした。
3. 専用ケースは要注意!
PLAUB NOTE専用の背面ケースが一緒のものを購入しました。高級感のあるケースで、本体をしっかり保護してくれます。ただ、難点なのが「取り出しにくさ」です。ケースにぴったりフィットするデザインのため、ケースから本体を取り出すのに手間取ってしまいます。素早く取り出して使いたい時には、少し不便に感じました。
通話モードでも、会議モードでもスイッチの切り替えですぐに録音ができますが、スマホをスピーカーにして話す時は、本体を取り出して会議モードが良いかと思います。
まとめ:スタイリッシュなデザインと高音質が魅力の一台
いくつか改善を期待したい点はあるものの、PLAUB NOTEは総合的に見て非常に満足度の高い製品でした。
薄くて軽いので、いつでもどこでも持ち歩きたくなるデザイン。バッテリーも長持ちで、安心して使えます。そして、何よりも音声が非常にクリアなので、AIによる文字起こし機能も最大限に活用できます。
もし、「電話が始まったら自動で録音を開始してくれる」ような機能があれば、さらに利便性が向上し、完璧なデバイスになるのではないかと感じました。
スタイリッシュなボイスレコーダーを探している方、AIによる文字起こしに興味がある方には、ぜひ一度試してみてほしい製品です。
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