【集客力UP!】Googleビジネスプロフィールと予約システムを連携させて、もっと予約を増やそう!(飲食・宿泊・理美容向け)

1.なぜGoogleビジネスプロフィールと予約システムの連携が重要なのか?

GoogleマップやGoogle検索でお店を探すユーザーは非常に多く、その場で「予約したい」と考える人も少なくありません。
Googleビジネスプロフィール(以下GBP)に予約ボタンが表示されていれば、お客様は他のサイトに移動することなく、数タップで簡単に予約を完了できます。
【連携のメリット】
予約機会の損失を防ぐ:お客様が予約したいと思った瞬間に、スムーズな導線を提供できます。
顧客満足度の向上:簡単・スピーディーな予約体験は、顧客満足度につながります。
予約管理の効率化:GBP経由の予約も、普段お使いの予約システムで一元管理できます(システムによる)。
MEO対策効果の向上: GBPの情報が充実し、ユーザーのアクション(予約)が増えることで、検索結果での表示順位にも良い影響が期待できます。

2. 【業種別】Googleビジネスプロフィールと連携できる主な予約システム

Googleは様々なサードパーティの予約システム事業者と提携しています。ここでは、代表的な業種別に連携可能なシステムの一部をご紹介します。
詳細や、対応しているサードパーティの一覧などは下記リンク先の公式サイトよりご確認ください
・Googleで予約:https://www.google.com/maps/reserve

2.1 飲食業向け予約システム


飲食店の予約では、席のみ予約、コース予約など多様なニーズがあります。多くのグルメサイトや予約管理システムがGBP連携に対応しています。

主な連携可能システム例食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメ・Retty・TableCheck・トレタ・EPARK グルメ・一休.comレストラン・ヒトサラ・ebica など
予約システム対応サードパーティ一覧ページはこちら

ポイント:普段から利用しているグルメサイトや予約システムがあれば、まずはそのシステムがGBP連携に対応しているか確認してみましょう。多くの場合、管理画面から簡単な設定で連携を開始できます。

 

2.2 宿泊業向け予約システム


宿泊施設の予約は、国内外のOTA(オンライントラベルエージェント)や自社予約システム経由が主です。GBPでは、これらの予約サイトへのリンクを表示させることが可能です。

主な連携可能システム例
Booking.com・Expedia・Agoda・楽天トラベル・じゃらんnet
一休.com・るるぶトラベル・各種ホテル予約エンジン(例:Direct In S4、tripla、予約プロ など)

ポイント:GBPの「予約リンク」セクションで、利用しているOTAや自社予約サイトのURLを設定します。Googleホテル広告を利用している場合は、広告経由で料金や空室状況がGBPに表示され、予約サイトへ誘導されます。正確な情報を提供するため、各予約サイト・システムとの情報連携(在庫・料金)が重要です。

2.3 理美容業向け予約システム


美容室、ネイルサロン、エステサロンなどでは、スタッフ指名やメニュー選択を伴う予約が多く、専門性の高い予約システムが利用されています。

主な連携可能システム例
ホットペッパービューティー(サロンボード)・minimo (ミニモ)・EPARKビューティー / EPARKリラク&エステ
Square予約・STORES 予約・かんざし など

ポイント:多くのサロン向け予約システムがGBP連携機能を提供しています。お客様は使い慣れた予約プラットフォーム、あるいはGoogle検索から直接、空き状況を確認して予約できるようになります。

3. Googleビジネスプロフィールと予約システムを連携させる設定方法


連携設定の具体的な手順は、利用する予約システムによって異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。

【一般的な設定手順】
1.利用中の予約システムを確認する
まず、これから利用しようと検討している予約システムが、Googleの「Googleで予約」機能または「予約リンク」設定に対応しているかを確認します。予約システムの公式サイトやヘルプページ、またはGoogleのサポート対象プロバイダリストを参照してください。
不明な場合は、Googleで予約のヘルプページからお問合せをおすすめします。

2.予約システムの管理画面で連携設定を行う
多くの予約システムでは、管理画面内に「Google連携」「Googleで予約 設定」「外部連携」といったメニューがあります。そのメニューから、Googleビジネスプロフィールとの連携を有効にする設定を行います。場合によっては、Googleアカウントでの認証や、GBPの店舗情報との紐付け作業が必要になります。必ず、利用している予約システムの指示に従って設定を進めてください。

3.Googleビジネスプロフィール側での確認(または設定)
「Googleで予約」対応システムの場合
上記2の設定が完了すると、多くの場合、自動的にGBPに「予約」ボタンが表示されます。反映には時間がかかることがあります(最大48時間程度)。
「予約リンク」の場合
GBP管理画面の「編集」>「予約」セクション(または「ビジネス情報」>「予約リンク」など、表示は随時変わる可能性があります)に、予約ページのURLを手動で追加します。宿泊業の場合は複数のOTAリンクを設定できることが多いです。

4.連携の確認
設定後、実際にGoogle検索やGoogleマップで自店舗を検索し、意図した通りに「予約」ボタンや予約リンクが表示され、正しく予約ページに遷移するかを確認します。
※「OTAリンク」とは、一般的にOTA(Online Travel Agent / オンライン旅行会社)のウェブサイトや、そのサイト内の特定のページ(ホテル、航空券検索結果など)へのリンクの事を指します。

5.設定時の注意点
設定方法は予約システムごとに大きく異なります。不明な点は、必ず利用している予約システムのサポートセンターにお問い合わせください。
GBPの情報(店名、住所、電話番号など)と、予約システムに登録されている情報が一致しているか確認してください。情報が異なると、正しく連携できない場合があります。

4. まとめ

Googleビジネスプロフィールと予約システムの連携は、お客様にとっては予約の手間を省き、店舗にとっては予約獲得のチャンスを広げる、双方にとってメリットの大きい施策です。
特に飲食業、宿泊業、理美容業のように、予約がビジネスの根幹となる業種では、この連携は必須と言っても過言ではありません。
まだ連携設定を行っていない店舗様は、ぜひこの機会にご利用中の予約システムが対応しているかを確認し、設定を進めてみてください。
積極的に活用し、集客力アップ、そして売上向上へと繋げていきましょう!

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